
ちょっと待ってね
ものごとの度合いを表す「ちょっと」という単語は、普段からよく使うとても便利な言葉です。
今回はこの単語の使い方についてみてみましょう。
22/06/2019
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どの国へ旅行しようとも、「お会計をお願いします」は最もよく使うフレーズの1つ。ベトナム語では「Tính Tiền=ティン ティエン」。「お金」(Tiền=ティエン)を「計算する」(Tính =ティン)と、まさにそのまま「お勘定してください」という意味です。
「Chị(Anh) ơi, Tính tiền=チ (アイン) オーイ ティン ティエン」(=お姉さん(お兄さん)、お勘定お願い!)という感じで使います。
普段から言う機会の多いこの「Tính Tiền=ティン ティエン」ですが、なぜか、なかなか通じない…。なんていう経験はありませんか? そう、この表現は一見、簡単そうなのですが、実は発音がかなりネックになるのです。これは「Ti=ティ」の音が日本語の「ティ」よりも、もっと破裂するような強い音であるため。このコラムをみながら、カタカナベトナム語で「ティンティエン」または南部風に「ティンティン」と言ったとしても、「?」と不思議そうな顔をされるのが関の山。さらに発音の上がり下がりである「声調」も加わるので、余計に大変です。これについては残念ながら、お隣のベトナム人に発音を指導してもらうしか手はありません。
その代わりに使えるのがジェスチャーです。鉛筆を持つ時のように親指と人差し指を合わせ、空中に文字を書くようにして左右に振ると「Tính tiền=ティン ティエン 」という意味に。時に、左手を紙に見立て、その上に右手の「鉛筆」でものを書くまねをすることもあります。また外国人に慣れている店なら、「Check Bill=チェック ビル」と言えば通じます。ただし、これはあくまで「ベトナム英語」ですけれど。
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