教育部
VJECの教員は殆ど日本で働いたり生活したりしたことがあって、技能実習生向けの教育に経験が豊かな人達です。日本に住んだことがありますので、弊社の教員の皆が日本に入国した後の技能実習生の不安と辛さを誰よりも把握していますので、各業務に合わせた教育プログラムを工夫して作成していました。
教育の流れ
VJECでの教育のプログラムは3パーツに分けられています
日本語教育:
1.トレーニングの目的:
日本語コース終了後、研修生が日本人と正確な会話ができ、上司から指示された仕事内容が分かり、正しく行動をすることを約束します
法律を厳守し、意識を徹底して勉強させます。
健康、協調性を養い、日本での規則や上司の指示の厳守を身に付けさせます
仕事における技術習得への努力、節約の意識を鍛えます。
日本における生活様式を学ばせます
2.対象及びトレ-ニング形式
会社員、専門学生、大学の卒業生、プロ意識を持っている人であれば研修プログラムに参加できます
VJEC独自のトレーニング形式で、上記対象者はトレーニング中 VJEC日本語センターにて生活します
各部教師は担当しているクラスを指導し、学生を教育する責任があります
3.教師の採用規定
大卒の教育専門者であること
日本人のプロ教育者を採用
ベトナムにおける大学で、指導経験のある日本語教師を採用
日本での研修生、実習生、留学生など、日本に対する知識や経験がある者を採用
特にハノイ大学の日本語学部の先生であるガー先生(言語博士)は教育顧問兼パートタイムの非常勤講師として日本語教育センターで働いています。
4.教育方法
まず、ひらがな、カタカナ、次に文法と会話を教えており、特に聴解及び会話を中心に行っております
日常生活に必要な漢字を勉強させております
専門用語、生活、仕事での実用会話や表現を教えております
文化教育、習慣、法律に関して、OTIT外国人技能実習機構 発行の本や資料などを導入しています
各課の終了後、週末に試験を行い、試験結果を評価し、教師は対策案を練ります
漢字コンテストと日本語スピーチを行っております
成績が良い、悪い実習生に対して、賞罰を与えます
最優秀の実習生は360点以上、優秀な実習生は280点から360点、並の実習生は240点から280点、努力を擁す実習生は240点以下を基準にしております
通常は6ヶ月学習後、初級Ⅰと初級ⅠⅠの試験を受けること。それから、N4の能力試験を受けて、合格した実習生に資格を与える。
N4を合格しない実習生の対策として、再度基本的な文法を勉強させる。
6ヶ月のコース終了後も出国未定の研修生は一週間の休息後、勉強を続けられる
専門教育:
言語は勿論ですが、専門技術を高め、即戦力となる事を目標として、VJECはベトナムでの各専門学校(機械、農業、建設など)と締結して、専門の授業も行われています。VJECの労働者の一日は日本語教育と専門トレーニングを約半日に分けて行っています。
オリエンテーション:日本で働く外国人の労働者にとっては日本語と専門の知識は勿論ですが、それと同等以上に日本の文化・考え方・生活習慣の違いも大きな壁だと考えられています。VJECの教育プログラムでは日本人の挨拶・謝り方、または電車の乗り方、洗濯機など生活品の使い方を教えています。その中で一生懸命で、真面目な労働意識を労働者に納得して貰える事を重要として教育しております。
設備
授業の効果が向上できるように、簡単な教具以外テレビ、ビデオ、CD 、コンピューターやプロジェクターなどの設備も教室内に装備されています。