第２回ベトナム経済セミナー ベトナム。九州の地域企業協力商談会

日本、10月６日

このプログラムは、ベトナムと日本の日越国交樹立50周年（1973年～2023年）を記念して、協力促進を目的として、在福岡ベトナム総領事館が九州経済連合会と協力して企画したものです。ベトナムの企業、世界中のベトナムの起業家、そして九州の双方が補完的な可能性と強みを持っている分野。

ベトナム外務省および在福岡ベトナム総領事館は6日、福岡国際会議場にて「第2回全世界ベトナム経済セミナー」を開催した。ベトナムからはレ・ティ・トゥー・ハン外務事務次官とファム・クアン・ヒエウ駐日大使、ヴー・チ・マイ在福岡総領事ら、日本からは服部誠太郎福岡県知事と香原勝司福岡県議会議長、松尾統章福岡県ベトナム友好議員連盟会長、苗村公嗣九州経済産業局長ら約400名が出席した。その中にはヴィジェック国際株式会社のヴー．アン．ズン者、ドー．トウアン．ダット者も出席した。

レ・ティ・トゥー・ハン次官は「ベトナムが開発モデルをより持続可能で、よりバランスのとれた方向に向けて転換している現在、ベトナムと日本、とりわけ九州と包括的な協力を促進することによって、製品の共有と投資の誘致、技術移転、文化交流のみでなく、九州の調和のとれた発展の哲学をベトナムの地方に適用できている」と交流の成果を強調した。

在福岡ベトナム総領事館のヴー・チ・マイ総領事『実質的・効果的・持続的』というスローガンで、在福岡ベトナム総領事館と九州経済連合会、福岡県の行政府は実質的な貿易促進の架け橋となり、両国の地方と企業が貿易活動とビジネス協力を拡大するために、好ましい条件を作り出します」一方、福岡県の服部誠太郎知事は、「このセミナーは新型コロナウイルス感染症収束後の福岡県の交流活動と発展に積極的に貢献する」と明らかにすると同時に、「ベトナムは、福岡の企業が関心を寄せ、ビジネスチャンスを探る海外市場の中で2位に立っている」とし、このセミナーを通して双方の企業が連携し、協力の機会を模索できるようになるとの希望を表明しました。

服部知事は「ベトナムは、福岡の企業が興味をもち、投資機会を求めている海外市場のなかで2位」であると、県内企業のベトナム進出への関心度が高いことに触れたうえで、「これからも福岡県とハノイ市、そしてベトナムとの友好交流の進展、経済関係の発展のため、力を尽くす」と述べた。