ホテル・ニッコー・ハイフォンが8月1日に開業

大和ハウス工業株式会社(大阪市北区)と大和ハウスグループの株式会社フジタ(東京都渋谷区)が、北部紅河デルタ地方ハイフォン市にホテルおよびロングステイホテルを建設する「ウォーターフロントシティプロジェクト(Water Front City Project)」が2020年3月に竣工した。
　大和リビングマネジメント株式会社が運営する総客室数152室のロングステイホテル「ロイジェント・パークス・ハイフォン(Roygent Parks Hai Phong)」は4月18日に開業し、株式会社オークラニッコーホテルマネジメントが運営する総客室数250室のホテル「ホテル・ニッコー・ハイフォン(Hotel Nikko Hai Phong）」は8月1日に開業を迎えた。
　「Water Front City Project」は両社が出資する「中央合同会社」の子会社「Chuo Vietnam Co.,Ltd（チュウオー・ベトナム）」を通じて行った開発プロジェクト。両施設はハイフォン中心部より車で約10分と交通利便性が高く、日系企業も多く進出する工業団地へも通勤圏内である好立地を活かし、日本人駐在員や出張者、国内外の観光客などの宿泊ニーズに対応する。
　「Hotel Nikko Hai Phong」「Roygent Parks Hai Phong」はホーチミン・ハノイに次ぐ第3の都市として経済成長が著しいハイフォンにおいて、日系企業が運営する初のホテル・ロングステイホテルで、プールや大浴場・フィットネス等、充実した設備を備えている。
　今回開業した「Hotel Nikko Hai Phong」は、日本料理レストランやオールデイダイニングなどの飲食施設や用途に応じて利用できる宴会場・会議室を備えており、日本ならではのおもてなしと上質な空間を国内外の出張者や観光客に提供する。
　なお、既に開業している「Roygent Parks Hai Phong」では、多彩な間取りを提供することで、さまざまな居住ニーズに対応。4月の開業以降、大浴場などの充実した設備や朝食提供、室内清掃などのサービスに対して日本人駐在員などの入居者から好評を得ているという。